運営ノウハウや開業後のサポートなども各社で用意されており、未経験でも参入しやすい焼肉フランチャイズ。フランチャイズで焼肉店を開業する前に知っておきたい、立地選びや開業資金、必要な資格や設備などについてご紹介しています。
ロードサイドや駅チカ、商業施設など、出店場所によって客層が変わります。客層が変われば、駐車場を用意すべきかどうかや単品料理が楽しめる店舗にするべきかなど店舗運営のカタチも異なるもの。そのため、焼肉フランチャイズの業態に合わせた場所の選定が必要です。ここでは、焼肉フランチャイズで開業する際の立地選びや適した業態について解説します。
フランチャイズ出店時に
集客できる立地と業態選びについて
詳しく見る
コロナ禍の影響により多くの飲食店で休業や事業の縮小など多大な影響を受けました。しかし、焼肉店については出店が増えているというデータが。出店率が落ちなかったのは、焼肉店ならではの設備や価格設定、料理の提供方法などに理由があるのです。ここでは、焼肉フランチャイズが儲かる理由について詳しくご紹介しています。
焼肉店の開業にかかる費用は立地や物件で開業資金が大きく変わります。利便性の高いエリアほど高く、郊外やロードサイドの方が安い傾向にありますが、居抜き物件かどうかや坪数などの要素によっても費用が変わるのが現実です。
また、焼肉店ではロースター設置やダクト工事、給排気工事、防煙加工など他業態とは異なる設備に予想を上回る費用がかかります。ここでは、焼肉店の開業に必要な費用についてご紹介。開業資金の取得に苦労しないためにも事前に調べておきましょう。
焼肉店の開業に調理師免許の取得は必ずしも必要ではありません。ただ、食品衛生責任者については1店舗1名の取得が必須となります。
また、収容人員が30人以上の飲食店では防火管理者が、特定の食品を加工する工場がある場合は食品衛生管理者が必須です。ここでは、飲食店の開業に関係する資格について、必要な資格や資格の取り方などを解説しています。
焼肉店では厨房での調理が少ない傾向があることからも、通常の飲食店よりも厨房調理設備が少ない傾向にあります。ただ、その代わり客席における設備は多くなりがちです。各テーブルで調理するスタイルなので、排気設備やロースターが必要になるなど、想定よりも初期費用が高額になることがほとんど。ここでは、焼肉店の開業に必要な設備についてご紹介しています。
出店場所:ロードサイド
(テナントへの出店も可) 店舗面積目安:100坪
出店地:主要ターミナル駅、
急行停車駅または繁華街 店舗面積目安:10~25坪
出店地:郊外駅前 店舗面積目安:20坪
※選定基準
2023年6月9日時点のGoogleで「焼肉 フランチャイズ」と検索し、公式HP上にて焼肉フランチャイズを募集していたのは30社でした。そのうち、公式HPに開業資金の目安と開業前後のサポート体制について明記されており、全国的規模で複数の地域に店舗を展開している焼肉ブランド6社の中から、以下の条件で3つのブランドを選定しています。
じゅうじゅうカルビ…6社の中で唯一、飲食チェーン企業すかいらーくに属しており、大手のバックアップを受けられる。
焼肉ライク…6社の中で唯一、「一人焼肉」という独自の路線を確立している。
焼肉すだく…6社の中で唯一、公式HPに郊外駅前型立地を基本としていると明記されており、穴場の立地に出店できる。