

多角化経営で更なる成長を!
焼肉フランチャイズ業界を徹底解説
不景気でも人気が衰えないと言われている焼肉フランチャイズ。
フランチャイズ経営を成功に導くためには「出店形態」「商圏」「開業資金」の3つがポイント。そのうえで、ニーズに沿って選べる焼肉フランチャイズブランドを紹介します。


不景気でも人気が衰えないと言われている焼肉フランチャイズ。
フランチャイズ経営を成功に導くためには「出店形態」「商圏」「開業資金」の3つがポイント。そのうえで、ニーズに沿って選べる焼肉フランチャイズブランドを紹介します。
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ブランド力や知名度が高ければ、集客でき、利益増に結びつきやすいと言えます。また、全国に展開しているかどうかもブランド力が大きく影響します。地方で出店しても安定的な収益を確保したいと思うなら、ブランド力や知名度もチェックしておきましょう。
焼肉店は業態の特性により、当初の想定以上に高額な初期費用がかかります。そのため、開業資金がどのくらいになるかは、事前に把握しておきたいもの。公式HPで費用が明記されているブランドなら、事業計画を立てやすくなり、事前に投資対効果を算出できるでしょう。
フランチャイズでは店長やスタッフを雇用することが多いため、開業前のサポート体制の有無は重要な指標です。もちろん、開業後の経営についてのアドバイスがもらえるかも安定的な運営には不可欠。そのため、開業前から開業後までトータル的にサポートしているブランドを選びましょう。
出店場所:ロードサイド
(テナントへの出店も可) 店舗面積目安:100坪
出店場所:主要ターミナル駅、
急行停車駅または繁華街 店舗面積目安:10~25坪
出店場所:郊外駅前 店舗面積目安:20坪
※選定基準
2023年6月9日時点のGoogleで「焼肉 フランチャイズ」と検索し、公式HP上にて焼肉フランチャイズを募集していたのは30社でした。そのうち、公式HPに開業資金の目安と開業前後のサポート体制について明記されており、全国的規模で複数の地域に店舗を展開している焼肉ブランド6社の中から、以下の条件で3つのブランドを選定しています。
じゅうじゅうカルビ…6社の中で唯一、飲食チェーン企業すかいらーくに属しており、大手のバックアップを受けられる。
焼肉ライク…6社の中で唯一、「一人焼肉」という独自の路線を確立している。
焼肉すだく…6社の中で唯一、公式HPに郊外駅前型立地を基本としていると明記されており、穴場の立地に出店できる。
※1…飲食店の居抜き物件での概算金額(2023年6月9日時点)
※2…2022年実績の平均額
※3…内外装/店舗取得費/加盟金等全て含めた総額(2023年6月9日時点)

すかいらーくグループの
経営ノウハウで
店舗運営を強力にバックアップ
じゅうじゅうカルビは、すかいらーくグループの傘下である株式会社トマトアンドアソシエイツが運営。すかいらーくグループの商品力や経営ノウハウを活用できます。そのため、食材へのこだわりはもちろん、お子様やファミリーに喜んでもらえるエンターテインメント性により、リピーターを取り込むことが可能です。
また、オーナー研修や教育訓練などスムーズなオープンをサポート。集客のための各種販促ツール、綿密なメニュー・レシピの指導など、店舗経営を全力でバックアップしてもらえるので、オープン後も滞りない店舗経営ができます。
遠方立地での出店も物流費は本部が負担し
ランニングコストを抑える
じゅうじゅうカルビFCは展開後間もないため、出店エリアに縛られることがありません。そのため、会社の近くや故郷、お気に入りのエリアなど、オーナーの想いの強い場所で出店することができます。また、遠隔地となる地方で開業した場合でも、物流費(運送費)は本部持ちであるため、ランニングコストを抑えることが可能です。
DX推進により人件費の削減や
生産性の向上ができ、効率的に運営可能
食べ放題業態を勝ち抜くためにDXにも積極的に取り組んでおり、タッチパネルや配膳ロボ、セルフレジやPOSレジシステムを採用。今後も、特急レーンや自動案内システムなどを導入する方向です。そのため、多くのスタッフが必要となる食べ放題の業態であっても、効率的なオペレーションで高い生産性の維持が可能。人件費を抑えながら安定的な収益と顧客満足の両立を追求できます。
飲食店の居抜き物件を活用した場合の開業資金は7,000万円~(税不明)です。食べ放題であることやメインターゲットがファミリー層であることから、開業には75~100坪の大型店舗が適しているため、まとまった資金が必要。坪数の広さによって物件取得費や工事費などの費用が別途必要となります。
| 開業資金 目安 |
7,000万円~(※1):加盟申込金50万円、加盟店料500万円、営業保証金100万円、ほか (すべて税不明) ※1…飲食店の居抜き物件での概算金額(2023年6月9日時点) |
|---|---|
| ロイヤリティ | 3% |
| 収益 モデル |
平均月商1,200万円(税不明) ※2022年実績の平均額 |
| 出店地 | ロードサイド、テナント |
| 店舗面積 | 75~100坪 |
これまで、トマトアンドアソシエイツが運営する「トマトアンドオニオン」という飲食店を経営してきました。3号店の出店計画を立てていたところ、ちょうど同時期に岡山県のバイパス沿いに出店候補物件を見つけました。ロードサイドであれば商圏の関係から焼肉業態でも成立すると見込んで、じゅうじゅうカルビの方を出店。
すかいらーくグループの傘下であるトマトアンドアソシエイツは、特にロードサイドでの経営ノウハウを持っており、多彩な場面で的確なアドバイスをもらえるので安心して営業できています。
FC本部では、開業前にオーナー研修を実施。マネジメント力を学ぶことができます。さらに、開店前後のサポートとして本部スタッフが常駐し、運営について直接指導。すかいらーくグループのノウハウをベースにオープンから経営までの支援や、スタッフ募集などについてもアドバイスしています。また、販促ツールやメニュー・レシピの指導など、集客のためのサポートにも対応可能です。
また、トマトアンドアソシエイツは一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会の正会員でもあります。正会員になるには、経営が健全であることなどいくつかの資格を満たさなくてはなりません。そのため、フランチャイザーとして信頼性や実績が認められている企業だと言えます。正会員によるフランチャイズの正しい運営方法を学ぶことができることでしょう。
| ブランド名 | じゅうじゅうカルビ |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社トマトアンドアソシエイツ |
| 所在地 | 兵庫県西宮市山口町阪神流通センター 1-2-3F |
| 電話番号 | 078-907-2555 |
| お問い合わせ先 URL |
https://www.tomato-a.co.jp/franchise/jyujyukarubi/ |
| 公式URL | https://www.tomato-a.co.jp/jyujyukarubi/ |

個食の需要拡大の流れに乗り、
コンセプトを明確にした経営ができる
個食の需要拡大の流れを迅速にキャッチし、「1人焼肉」というコンセプトを明確にした経営で利益を上げることができます。自分専用ロースターを使用し、ファストフード感覚で気軽に1人で楽しめることが特徴。また、肉の種類や量、タレも自分用にカスタムできるため、エンターテインメント性が高いことも強みです。
高回転で高収益を確保でき、
チョイ食べのニーズにも対応できる
焼肉、ご飯、スープ、キムチのみのシンプルなメニューであるため、注文から3分以内で提供することが可能です。お客様自身で焼いても滞在時間は25分ほど。通常の焼肉店の約4分の1となり、多くの「チョイ食べ」ニーズに応えることができます。
座席回転率を高くできるため、高収益を確保することも可能です。
盛り付けるだけなので職人不要で
手間が少なく味もブレない
提供する肉はカットした状態で仕入れられるため、スタッフはお皿に盛り付けるだけ。お客様が自分の好みの加減に焼き上げるスタイルであるため職人が不要で、人件費や手間を省くことができます。
本部独自の仕入れルートと配送方法により、高い品質を確保でき、お肉の味にブレが生じることもありません。
FC本部では国内の主要ターミナル駅、急行停車駅または繁華街などを立地条件としており、10~25坪程度の路面店を推奨。その場合、物件により違いはあるものの、初期費用は、内外装費、店舗取得費、加盟金などをすべて含め、総額5,000万円(税不明)程度となります。
| 開業資金 目安 |
内外装・店舗取得費・加盟金などでトータル5,000万円前後((2023年6月9日時点)) |
|---|---|
| ロイヤリティ | 記載なし |
| 収益 モデル |
記載なし |
| 出店地 | ロードサイド、ビルイン、路面 |
| 店舗面積 | 10~40坪 |
定食屋スタイルの焼肉ライクは新橋という立地的に成立しないと思っていましたが、いつ行っても行列だったため加盟を決めました。6月にオープンしたFCの鶴橋駅店は、想定よりも売上が良くてオープン初月から黒字です。
“1人焼肉”というのがすでにほかとの差別化になっているので、それだけでも先行者利益なんです。今後、おひとり様需要を狙ったチェーンが出てくるかもしれないので「焼肉ライク」に加盟するなら今だと思います。
FC本部は、お客様のニーズに応えるための店舗設計にもこだわっています。開業前には事前研修を実施しており、焼肉業界に初参画でも丁寧に教えてもらえるでしょう。開業後は、店舗運営に関するアドバイスもおこなっています。
個人事業主の場合には、法人化後の契約となりますが、個別面談による丁寧なサポートが期待できます。また、焼肉店の要となる食材については、品質の高い肉を独自ルートと配送方法により、安定供給が可能です。簡単かつ全国で同じクオリティのメニューを提供できるような配慮がされています。
| ブランド名 | 焼肉ライク |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社焼肉ライク |
| 所在地 | 東京都渋谷区東3-12-13 ベリータ6F |
| 電話番号 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
| お問い合わせ先 URL |
https://yakiniku-like.com/fc.html |
| 公式URL | https://www.yakiniku-like.com/ |

郊外・駅前型立地を基本として
営業利益率の効率化を図っている
郊外、駅前路面、ロードサイドなど、立地によって焼肉レストランやホルモン焼肉店といった出店する業態を選べることが強みとなります。その中でも本部が推奨しているのは、乗降客1万人以上の駅前路面店。1坪1万円前後の20坪程度の物件で、初期費用を抑えながら営業利益率を継続的かつ効率的に生み出すことが可能です。
地産地消、本部の仕入れルート開拓により
地域の名産牛を活用
持続可能な開発目標であるSDGsを経営の軸に置いているため、地産地消、食品ロス削減などの社会的な取組を経営の根幹に据えて事業展開をしています。地方創生、地元の活性化にも力を入れているため、主力商品は地元の食材を利用。その一環として、本社がある滋賀県の名産牛「近江牛」をはじめ、本部が食材などの仕入ルート開拓をおこなっています。
地域や時流に合わせてタレなどの商品を
プロデュース
FC本部では、定期的な臨店調査をおこないながら時流に応じた商品の提案をしています。そのひとつが肉ダレです。お肉とご飯の相乗効果を生み出すタレには、揉みダレ、つけダレなどがあり、地域や風土、文化によって好みが変わることも。エリアや時代に合わせた商品をプロデュースすることで、顧客満足度の向上に努めています。
開業資金の目安は2,300万円(税不明)~です。内訳は、加盟金500万円(税不明)や店舗施工費1,400万円(税不明)などさまざま。プロデュース料は無料ですが、預かり保証金がかかります。公開されている費用には物件取得費は含まれていないため、立地や坪数によって価格が大きく変動するでしょう。
| 開業資金 目安 |
2,300~2,400万円 |
|---|---|
| ロイヤリティ | 0円 |
| 収益 モデル |
売上550万円、仕入220万円、人件費82万5,000円、諸経費合計82万5,000円、固定費49万5,000円、営業利益115万5.000円 |
| 出店地 | ロードサイド、ビルイン、路面 |
| 店舗面積 | 記載なし |
(前略)最初はコロナの時期で不安でいっぱいでしたが、オープン月より11卓50席にて55万円の売上達成でスタート。その後も好調に推移しております。本部には心から感謝しております。(後略)
FC本部では、オープン前研修や接客・調理用マニュアルの提示をしているため、焼肉業界未経験でも参画しやすい教育体制が整っています。
オーナー教育の一環としては、FC本部による会議を毎月開催。雇用創出や働き甲斐のある店舗運営のアドバイスにも力を入れています。異業種からの参入の場合でも、飲食業の常識から実行ベースでわかりやすく指導。業界未経験であっても、遜色のない経営をサポートしています。
そのほか、定期的な臨店調査や覆面調査も適宜実施。均量・均一・均質での提供ができているかなど、店舗スタッフに対する教育もしっかりとおこなっています。
| ブランド名 | 焼肉すだく |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社総合近江牛商社 |
| 所在地 | 滋賀県栗東市綣5丁目2-25 |
| 電話番号 | 077-599-0467 |
| お問い合わせ先 URL |
https://omigyucorp.co.jp/franchise |
| 公式URL | https://omigyucorp.co.jp/ |

長引くコロナ禍により、休業や時短営業、事業規模の縮小や業態変換などを余儀なくされた飲食業界。そんな中でも躍進を続けているのが焼肉業態です。緊急事態宣言下であった2020年4月頃には売上高が約30%まで落ち込んだものの、その後は速やかに回復。焼肉店は、換気設備が整っていることから感染のリスクが少なかったことに加え、ぐるなびのデータでは食べたいメニューランキング1位(※)に食い込むなどもともと焼肉のニーズが高いことが要因とされています。
また、新型コロナウイルスの影響から、人手不足の解消や従業員と顧客の接触機会を低減させるため、省人化やDX化が急進。感染症対策が結果的にコスト削減にもつながっています。

2021年7月~2022年7月の1年間で焼肉チェーン全体の店舗数推移をみると、店舗数が右肩上がりに増加し続けています。2022年7月と2021年7月の前年同月比では、店舗数でちょうど100店舗、3.48%増に。コロナ禍真っただ中であったのにもかかわらず、順調に店舗数が伸びていることがわかります。
前述した換気設備や焼肉のニーズの高さはもちろん、焼肉業態はお客様がお肉を焼くため、特別な技術を習得しなくてもオープンしやすいことも理由の1つでしょう。コロナ禍で居酒屋などが閉店したことで居抜き物件が増え、出店しやすくなったことや感染リスクを徹底的に避けられる一人焼肉を打ち出す焼肉店が躍進したことなども挙げられます。

ロードサイド型店舗は利益を
確保しやすい
ロードサイド型店舗とは、幹線道路など通行量の多い道路の沿線にある店舗のこと。車でのアクセスが良好であるため、ファミリー層が主なターゲットです。
商圏が広く、食べ放題などの路線で客単価を高めに設定でき、営業利益が確保しやすいのが特徴。一方、ファミリー客がゆったりと利用できるような店舗の広さや駐車場が必要なので、どうしても開業資金が高くなる傾向にあります。

繁華街や商業施設等の小型店舗は
開業資金を抑えられる
駅近の商業施設や繁華街などに出店しやすい小型店舗は、車を持っていなくても1人や少人数で気軽に立ち寄れることが特徴です。ロードサイドと比較すると客単価が低いため、高回転が利益率確保のカギ。
居抜き物件をうまく活用することで開業資金を抑えられることが魅力。ただ、商圏や物件の関係で、出店したいエリアでの開業が難しいというデメリットもあります。

必ずしも希望する場所に
出店できるわけではない
集客につながる立地での出店を希望していても、すでにFC加盟店や複数の競合他社が出店済みの場合があります。ロードサイドであっても、人気の高いブランドであれば商圏がかぶっているために出店を断念せざるを得ないこともあるでしょう。目星をつけている土地や物件がある場合には、出店が可能かどうかを事前に確認しておくことが大切です。
商圏分析には、商圏分析ツールやアプリを使えばある程度調査できますが、フランチャイズの本部へ資料請求や問い合わせする際、併せて確認しておく方が良いでしょう。

新規開業資金は2,000万円~。
1億円以上(※1)かかることも
日本政策金融公庫によると、2022年度・飲食店の開業資金の平均額は1,077万円(※2)です。必要な設備が多い焼肉店は、飲食店の中でも開業資金が高い傾向にあることがわかります。
ロードサイド型店舗では見込み客数や高めの客単価で収益を確保できるのがメリットですが、広い立地が必要となるため初期費用が高くなりがち。4,000万円~1億円以上かかることもあります。一方で、小型店舗は省スペースや居抜き物件の活用により、ロードサイドと比較すると開業資金を抑えられますが、それでも約2,000万円~。いずれにせよ想定よりも高くなることが多いので、事前に予算計画や事業計画をきっちりと立てておきましょう。